1/2にカムバックを控えているNewJeansが
アルバム「OMG」から先行で「Ditto」を公開した。
Dittoにはミンジが作詞、OMGにはハニが作詞に参加している。
引用:never
NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side A) - YouTube
NewJeans (뉴진스) 'Ditto' Official MV (side B) - YouTube
MVはside Aとside Bの2面になっている。
話したい事が沢山あって本当にまとまりのない考察になるのだが、あくまで私の考えだと思って読んでほしい。
まず、Teaserのタイトル「6」について。
この時点でいろんな考察が行き交っているのだが、作詞にミンジが関わっていることを踏まえてこの「6」を私たちファンである、「Bunnies」として考えていきたいと思う。
私たちは、このMVに出てくる彼女のようにNewJeansの事をカメラや画面を通して見ている。
このカメラの向こう側では踊るNewJeansが映されている。
ただ、カメラでNewJeans達を映している途中で、1人男の子が映る。
この男の子を現実、または、好きな人と考えます。
ハッとしてカメラを戻すが、困惑してしまう。
これを今読んでくれているあなたも、経験があるのではないだろうか。アイドル(男女関係なく)を応援している中、現実の世界で好きな人ができる。もしくは違うアイドルや趣味へ目移りする。そして少しずつこのグループへの気持ちが薄くなり、遠くなる。そのような経験をしたことはないだろうか。まさにMVではその場面を切り取っているように感じた。
そして、このカメラでいろんな場面のNewJeansを私たちは見るようになる。
教室で踊るNewJeans
屋上で踊るNewJeans
購買で騒ぐNewJeans
これら全てをカメラで追う6人目(私たち)は楽しく日々を送っているように思う。が、しかし、どうしても彼(現実)が頭をチラつく。
side Aとside Bでは同じ描写でも違う動きをしているところがある。
Aでは6人目が傘をさし、そのまま歩いていこうとするが、みんなでそのまま歩いていく描写になっている
が、Bではそのまま6人目が歩いて行ってしまい、NewJeansが寂しそうな表情をしている描写になっている。
実はここの場面でも5人の衣装や表情が違う。
左がA、右がBなのだが 何を思ってこの区別になっているのかが少し引っかかるシーンではある(衣装はさておき、表情が特に)
Aでは引き止められていたけれど、Bではダメだったのかなあ?と思ったり……
この後のシーンでは
6人目がミンジにマニキュアを塗っていたり、
みんなで6人目のギプスに落書きをしていたりする。
そして、6人で身を寄せ合い、眠っているシーンになる。
ここでAのMVは終わるのだが、ここから展開される映像に驚くことになる。
次のシーンでは周りに誰もおらず、6人目だけが1人寝ている。
起きると、マニキュアは自分の爪に塗られている。
そして、今まで5人がいたシーンは
全て1人で行動しているようになっているのだ。どこにもNewJeansの姿は無い。
ここで、私たちに当てはめて考えると、「アイドルは幻想」ということを教えられているんじゃないかと思えた。「NewJeansとBunniesはずっと一緒だけれど、あなたが見ているNewJeansは時に幻想だよ、それはあなた自身のフィルターがかかったもので見ているよ」と言われているような気がして少し悲しく感じた。
確かに、私達はアイドルの本質は分からないだろう。カメラや画面、ステージを通して本人たちと関わってきて直接本人のことなんかわかるわけが無いのだ。そんな中、アイドル達を自分たちの思うままの型にはめ、思い込み、それを信じることが時にアイドルの首を締め付けているのではないかと。そう訴えているように感じた。
side Bでも
6人目は5人を遠くから見つめるが、ギプスに落書きはなく、ああ、あの楽しかったことは夢であり幻想だったんだなと思い知らされているようなシーンだ。
ついに私たちは、カメラを壊してしまう。6人目は5人との友情を終わらせた。
私たちに当てはめると、アイドルを遠ざけてしまった。応援している事実を過去にしようとしている。
ミンジからの電話も出ないままだ。この場面は私たちに当てはめるとアイドルのカムバやライブの決定の通知だとしよう。それを私たちはもう興味のないものになってしまった。というふうにも考えられる。
最終的に6人目は彼(現実)を選び、MVが終わる。
そして side Bの最後
私たちは思い出したように、撮影していたビデオを見てみようとテレビにビデオテープを差し込む。
そこにはあの頃の5人が残されている。確かにこの目で見てきた映像たちだった。
映像を見ていると
部屋にあの頃の私たちがいきなり入ってくる。
このシーンから考えられることは、「私たちが思い出したように昔好きだったアイドルの映像を観ている状態」だと考えている。懐古と言われるものだと思う。私で考えると、思い出したように少女時代や東方神起のMVを観たりして、あの頃の彼ら、彼女たちに想いを馳せている状況だとしよう。そして、いきなり部屋に飛び込んでくるのは、好きだったアイドルがいつでもあの頃のままで私たちを歓迎している。そういうふうに感じた。時が経っても、捨てきれない気持ちがまだ残っている私たちに対して、いつでもあの頃のアイドルが私たちを歓迎していると。
これがside Bの最後だ。
side Aでは
ミンジが絵を描き、足元だけを消しているシーンで終わる。この足元だけを消しているシーンが、私たちに対して「ずっと私たちのそばにいてほしい」と訴えているのではないかと考えた。
ここまでは色んな方が同じような考察をしているのだが、私自身、MVを見ていて少し気になることがあった。
それは 目元や口元のアップのシーンだ。
私が考えすぎているだけかもしれないが、ところどころにある顔のパーツのアップが、6人目役の女優さんではなく、メンバーのパーツのように見える時があって少し戸惑っている。
これはハニに見える目
ミンジを感じさせる目と口元
髪型や口元からダニエルを感じさせる
ヘリンを感じさせる口元
(ヘインはちょっと分からなかった)
6人目として登場している女優さん、박지후さんのパーツとして考えてもなんかピンと来なくて、この辺りの真偽を確かめたくもある。
ほんとに考えすぎだったらごめんなさいね。
たくさんたくさん書きましたが、とにかく、OMGカムバとても楽しみにしております!
NewJeans파이팅!🐰💙