さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

2023振り返り

もうすぐ2023年が終わる。そろそろ締めのようなブログを書かないといけないなと思い、こんな時間から文字を打ち込んでいる。

今年は去年ほど心労を抱えることはなかったけれど、大きな分岐点に立ち向かうことは多かったように感じた。まず、就職活動が第一の壁であった。2月にあった2週間の病院実習では精神科に行くことになり、行くまではすごく緊張していたけれど、皆さんすごく温かく面白い方ばかりで充実した2週間を送ることができたし、たくさん学ぶことができて自分にとってとても良い財産になった。その病院に就職したいと思い、その病院に向けた志望動機を考えて面接練習をしたりしていたのに、「求人は出せない」と連絡があった。頑張っていた道を急に閉ざされた感覚になり、ショックだった。次は何を目指して就職活動をすればいいのか分からなくなった。その日は風呂に入ってあまりのショックで声を出して泣いてしまったのを覚えている。

まあ、泣いていても勝手に内定は降ってこないのでその日のうちに自分が他に興味のある分野があるかを考え直した。その結果が「薬」だった。私は調剤薬局の就職を候補に入れた。とにかく色んな範囲で調剤薬局の求人を探した。そして見つけた調剤薬局が職場見学OKだったけれど、募集は経験者だった。ただ、専門学校で勉強してきたからある程度知識はあると自負していたため、自己PRのようなものを問い合わせのフォームに打ち込み、職場見学の申し込みをお願いした。快諾で連絡が返ってきた。とても嬉しかった。ひとつ前に進んだ気がして頑張れる気がした。見学と面談で30分ほどで終わったが、ちょっとした世間話でも盛り上がってアットホームな職場なんだなという雰囲気も感じた。ここに就職したいと思った。職場見学のお礼の連絡と共に就職したい気持ちを伝えると、2週間後に試験日を設定して頂いた。簡単な筆記試験を受けたが、正直落ちたと思った。結構落ち込んだ。「私はこんなに数字に弱かったか」と落ち込んだ上に、試験のお礼メールの担当者の名前まで間違えて”ガチで”落ちたと思った。

だが、試験の次の日、朝の10時に内定のメールが届いていた。本当に嬉しかった。

実はこの試験を受けたりする前に、クラスの子から就活マウントを受けていて「俺の方が試験日早いから俺の方が早く内定出るかもな」的なことを面と向かって言われて「こいつマジか」と思いながらムカついて無視した。結果私がクラスで1番目に内定をもらった。

第二の壁が人間関係だった。今年に入ってますます一人行動(1人でできること)が増えて、本当に困っている。カラオケもラーメンもマクドも気付けば1人で行っているし、ライブもスタジアム、ドーム、アリーナ、ライブハウスとほぼ全ての規模の現場を1人で参戦してしまった。むしろ1人は楽でいいのだけれど、日常生活での寂しさは多少ある。専門学校のクラスメイトとの関係があまりにも上辺すぎて疲れる。めちゃくちゃ仲のいい子ができるわけでもないまま卒業しようとしている。相手がどう思っているかは分からないけど、私はそういう気持ち(上辺のような空気、雰囲気)を感じるので同じように関わっている。元々友達がそこまで多くないのも理由だと思うが、ひとりでできることが増えた2023年だった。

逆に良い人間関係の話をすると、元々趣味で繋がった友達2人と旅行に行ったことが2023年のハイライトだと思う。趣味の用事もなく、本当にただの大阪旅行に行った。その子たちとは同い年で、考え方や思考も似ていて、話せば話すほど楽しかった。MBTI(嫌いな人ごめんなさい)で言うと全員内向型(I型)の人間の集まりだった。どこかに行ってご飯を食べたりするより、ホテルで夜中に喋り倒したり、公共交通機関の待ち時間に話したりしている時間が本当に心地よくて大好きだった。元々その2人のことは大好きだったけれど、旅行を通してさらに大好きになった。コロナも落ち着いて、こういう旅行に行けてよかったなと思えた。旅行には11月に行ったのだが、ここ最近「寂しくなってきた」「会いたい」と連絡が飛び交うようになって嬉しい。かわいいひとたち。

来年、2024年はついに社会人になる。もっとやりたいことをやろうと思う。今年のM-1グランプリをきっかけにお笑い界隈にしっかり出戻りしたし、コロナも落ち着いてきたから大阪通いを再開しようと思っている。仕事の忙しさの様子を見て考えるが、おそらく100%通いつめると思う。自分の好きなものは何歳であろうと大切にしていきたい。2024年は今よりもっと明るい話で振り返れますように。