明日からまた集団生活の中に放り投げられると考えたら胃が痛くなってきた。そんな時には自分の部屋にこもって、ルームミストを少しだけカーペットにかけて、大好きな物ばかり置いている棚の横に座ってしばらく眺める。そういえば今日は小学生の頃から応援し…

「高校に通うのもあと何回」 数えるのも馬鹿らしいほどに行きたくない。行ってもたいして面白くない授業を淡々と6本受け、とても休み時間とは言えない授業の合間と戦い、忙しなくいつも動いている。明日は日直と集金が被ってどうもめんどくさい予感しかしな…

あっという間に9月になっていた。今年に入って何か楽しいことをしただろうかと考え込んでしまうほど何もしていない事に気付いた。ずっと暑くて、毎日照り返しのキツい道を自転車で進む。交差点で同じように信号待ちしていた自転車の親子。女の子が「赤から〜…