さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

あたしの青春は、

とっくに通り過ぎた高校生活をふと思い出してみたりする。バンドばかりしてた3年間が、今は眩しい。今日たまたま見つけたSpotifyのプレイリストを聴いて思いを馳せていた。

 

Rock Anthems Japan 00s | Spotify Playlist

 

このプレイリストには2000年代のJ-Rockがわんさか入っている。東京事変ELLEGARDENフジファブリックなどなど。

 

あたしの青春はチャットモンチーだし、恋は永遠だと教えてくれたのは銀杏BOYZだ。ジンジャエールを見かける度にくるりを思い出すし、夏が来ればandymoriを聴く。音楽に溢れた高校生活だった。コピーしていた曲も全然世代じゃないし、同級生は楽しくなかったかもしれないけど自分たちのやりたい曲を続けていた。

 

エレファントカシマシの「悲しみの果て」をコピーした時に1人、友達が

すごいよかった。頭に残ってる。大好きになっちゃったこの歌。

そう伝えてくれた。嬉しかった。私たちのヘタクソな演奏を通してでも、曲の良さが伝わったことが嬉しかった。THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」を3年生の最後に演奏した時は歌詞が響いて思わず泣いてしまいそうになった。

永遠なのか 本当か

時の流れは続くのか

いつまでたっても変わらない

そんなものあるだろうか

この、今演奏している、たくさんの人達の前で歌っていることは永遠ではない。これが終わればもうバンドは引退。ゆっくりとお客さんの顔を見て、噛み締めるように音を鳴らした。声を枯らして歌った。

 

そこからもう、バンドはおろかベースもほとんど触っていない。メンバーとは会ってご飯を食べたりしているけどまたやりたいねというふうにはならないのが私たちらしいなと思う。思い出は思い出のままでいい。ゆっくり蓋をして、今日みたいに時々思い出す程度でいい。