さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

2021

思い出したようにブログを書く。今年はなんだかあっという間だったなと振り返って感じる。ほぼ家にいた気がするけど、今年一年、勉強に命かけてたかも。高校の時と変わらんくらい検定受けたし、バイトしてる生活よりしんどい検定対策期間もあったから多分今年一年は人生でいちばん勉強したんじゃないかと思う。

まず、4月に一番の大ダメージを受けた。家族がコロナの濃厚接触者になった事だ。冗談抜きで人生で一番病んだ。父親と祖母が対象になったのだが、2人のPCRの結果が出るまで死ぬほど不安になったし、母親と私は大事をとって自宅待機になった。専門学校に入学して2週間も経たない頃だった。担任に知らせた時点で私は別室待機になったし、クラスメイトにも伝えた。社会的に「死んだ」と思った。3年間通うのに私はもう誰とも関わらず終わっていくと思った。他の人は登校、私は画面越し。1人だけリモートを受ける2週間が苦しかった。結果的に我が家は陰性でその後も無事に過ごした。まさか身近に迫っているとは思いもよらず、恐怖の2週間を過ごしたなと今思い返してもゾッとする。社会復帰してもクラスメイトは変わらずに接してくれたし、心配して連絡してきてくれた子もいた。人のぬくもりに触れた1ヶ月だった。

あと、これに関連して話すと、ワクチンの副反応が酷かった。私はモデルナを接種したのだが1回目から熱が38.2℃出てしまい撃沈。カロナールを飲んでどうにか耐えたが、期末考査に出席できず、追試日に受けることになった。2回目は本当に死ぬかと思った。インフルエンザ以来の40℃を超える熱が出て、食欲もなく、ただただベッドで寝るしかできなかった。カロナールがとうとう効かなかった。お腹に悪いので豆乳を飲んでからロキソニンを飲んで一寝入りすると服のままシャワー浴びたんか?レベルの汗が出るくらい熱が下がっていた。そのサイクルが2日続いた。接種3日目に学校に登校したものの、昼から頭痛がして、何となくヤバいと思ってまたロキソニンを飲んで1日やり過ごした。今後も打ち続けないといけないんだろうけど、本当にこんなにしんどい思いはもうこりごりだ。

個人的にとてもいい思い出だった事がライブに行けたことだ。夏頃にまた感染者数が増えて、9~10月に落ち着いてきた頃を狙って「もう誰でもいいからライブに行きたい!」そう思って地元に来るアーティストを検索した。そこに引っかかったのがサンボマスターだった。これが私の2年ぶりのライブハウスになった。幼なじみと2人で行ったのだが、本当に最高だった。マスクの下で笑顔が止まらなかったし、マスクがびしょびしょになるくらい泣いてしまった。ライブが終わって、少し耳がワンワンする感じも、熱がこもったライブハウスから出た時の冷たい風も、久しぶりに聴いた生音も全部全部懐かしくて泣けた。音楽なしでは生きていけないなと改めて感じたタイミングだった。今年は有難いことに、サンボマスター夜の本気ダンスサカナクションと3つのライブに行くことができた。

サカナクションはずっと行きたかったアーティストでもあり、2年ぶりの県外、2年ぶりのデカい会場ということもあって、めちゃくちゃにテンションが上がった。やっぱり最高だった。ファンクラブにも入った。オンラインライブも買って観た。またこのライブの話は別で書こうと思う。

この一年間、とても早くて中身が濃かったように思う。人間関係が上手くいかなかったり、逆に気の合う友達が増えたり、やっぱり長年一緒にいる友達は最高だなと思ったり、コロナがあって忘れていた気持ちを思い出せた一年だった。人との関わり、音楽が、今年一年の私を創り上げてくれた。来年ももっとたくさんの人、音楽に出会い、ますます大きな人間になれたらと思う。7月でついに成人します。ライブ終わりとかに楽しく仲間とお酒が飲める世界が来てほしいな。2022年も無理せず元気に生きていきます。皆様にも幸あれ。