さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

1708号室

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2020/01/31 フレハウスの有効期限切れを迎えた。「うっかり!」ではなくわざと更新しなかった。フレデリックが嫌いになったわけじゃない。今この文章を打っている時にもシャッフルで「パラレルロール」が流れてる。何度も何度も更新のメールが来た。その度に考えた。年に一度しか行かないライブ、ブログの更新や配信の更新が来ても忙しさで後回しにしてしまう。いつのまにか払わなくてもいいか、そう思うようになった。

神戸ワールド記念ホールで初めてのアリーナを見届けた私はその場でダブルアンコールとして「飄々とエモーション」を聴いた。今までのフレデリックとはどこか違う雰囲気の新曲。会場全体でシンガロングしたあの瞬間の鳥肌と感動は今でも思い出す。大好きな「幸せっていう怪物」が聴けた瞬間、周りは誰も声を出さなくて、私だけの歓喜の声が響いた。すごく嬉しかった。スクリーンに映るデザインも可愛くて今でも覚えてる。あの日の感動はずっと心の中に残ってる。どの場面を思い出しても、DVDを観ても、一生この感覚は忘れられない。でも、飄々の円盤が出た時、もちろん買ったのだが、聴いた瞬間「何か違う」そう感じた。フレデリックの進化についていけなくなった瞬間だった。私は中学1年生の頃にYouTubeの「あなたのおすすめ」として出てきた「SPAM生活」を聴いたのがフレデリックとの出会いだった。「何だこの気持ち悪さ、いいな」と衝撃を受け、聴き始めた。TSUTAYAで円盤をレンタルし、どんどんフレデリックの魅力にハマっていった。そして、中学3年生でTOGENKYOツアーに初参戦した。二次応募だったのにも関わらず2枚のチケットを勝ち取り、幼馴染と見に行った。共通の好きな曲「愛の迷惑」が4曲目に始まった時、2人で顔を見合わせて叫んだ。地元で見れた嬉しさと、ずっと好きだったバンドをこの目でこの耳で楽しめたことが嬉しかった。

音楽は進化する。私が聴く音楽も変わっていく。フレデリックの進化は私が聴く音楽とは違う道ということなのだろう。ライブに行かない訳じゃないし、行ける時には行きたい。新譜はわざわざ買わないかもしれないけど、サブスクやMVくらいは追っていたい。近すぎて見えなくなっているのかもしれないから、少し離れてみることにした。これからの彼らの音楽にはたくさんの可能性、夢、希望が満ち溢れているといつも思わせてくれる。横アリ成功しますように。

私は1708号室の鍵を返しました。素敵な住人さん達と仲良くなれて本当に嬉しかったです。これからも時々、フレデリックの話をさせてください、混ぜてくださいね!今のフォロワーさんはフレデリックきっかけに繋がった方ばかりで、会場でお会いしてもとても仲良くしてくださって、毎回毎回、フレデリックのライブとフォロワーさんに会うことが楽しみでした。またどこかでお会い出来ることを楽しみにしてます!

 

フレデリック、私に音楽の深さ、楽しさを

教えてくれてありがとう!