さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

YAJICO GIRLはやっぱり私の青春だった

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YAJICO GIRLのワンマン「ヤジヤジしようぜ!Vol.8」へ行ってきた。

Vol.1から知っているものの、当時は中3とか高1とかだったため、ひとり行動制限がゴリゴリにかかった時期にホイホイライブに行けなかったのが、コロナが落ち着きつつある今は、ひとりでどこでも行っているので、今回ついに行くことができた。

 

 

ライブ前に、同じようにヤジコのファンであるひとつ上のおねえさんと今回やっと会えて、一緒にルクアの10階にあるハンバーガー屋さんで腹ごしらえした。めちゃくちゃボリューミーで美味しかった。

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その後は私がグッズの先行販売に行きたくて、付き合ってもらって、前回大人気だったアクキーを無事にゲットできた。

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ユーザーネームがもう何年も「indoor」なので、人型インドアを譲ってもらった。うれしい。

入場前に他のお友達とも昨年の11月以来の再会をして会場入りをした。ライブが始まるまでも、すごく楽しくて、久しぶりにこんな気持ちになった気がした。

 

 

 

 

※セトリのネタバレあります 注意

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「2019」から始まったセットリスト、本当に驚いて、時が戻った?今何年?と思わず考えたほどびっくりした始まり方だった。特に激アツ流れだったのが「街の中で」〜「だりぃ」のテンションギャン上げラッシュだった部分。その中でも「NIGHTS」から「WAV」の入りがめちゃくちゃカッコ良くてみんなでキャッキャ騒いだのを覚えている。

その後の「だりぃ」でありえんほど盛り上がったし、何より榎本さんのバテ方オモロすぎて、ムードメーカー担いすぎやろと思いながら一緒に手を振って楽しんだ。四方さんも一緒に楽しそうに歌っているのが印象的だった。

本当にここが個人的に”ヤバい”と思ったのが、「サラバ」がセットリストに入っていたことだ。まさか、やるとは思わず、気を抜いていたら聴き馴染みのあるイントロが聴こえて「⁉️⁉️⁉️」と、上手く表現が出来ないがとても驚いて、驚きすぎて少し泣きそうになった。

個人的に「サラバ」には思い出があって、その影響も大きかった。高校の時に私は軽音楽部に所属していて、自分のバンドの入りSEが「サラバ」だった。こんなに思い入れのある曲が、初めてやっと行けたワンマンで聴けたこの事実が本当に奇跡のようで、夢を見ているようにも思えた。

その後の「VIDEO BOY」も「休暇」もすごく良くて、「休暇」の歌詞がすごく暖かくて大好きで、今回のフルアルバムが出てからよく聴いている。

あなたの懐かしい話が聞きたい

忙しない日々を忘れさせるような

些細なエピソードを

なんでもいいから

何度も繰り返し歌わせてよ

というサビのこの歌詞が大好きで、懐かしい気持ちに包まれるような感じがして愛を感じる。

 

生で聴く「FIVE」はやっぱり良かったし、「忘れさせて」がセットリストの良いスパイスになっている感じがしてすごく好みだった。

 

そして、もうひとつ。

 

ここに来て「いえろう」のオリジナルバージョンが聴けたことが、本当に本当に嬉しかった。

この1曲を聴くだけで、YAJICO GIRLを好きになった頃や、高校時代を全て思い出すくらい「いえろう」は私にとって大切で大好きな曲で、少し、泣いた。

中学3年生くらいからYAJICO GIRLを聴いていて、最初は「いえろう」だったり、「つまらん夜」だったり、ギターロックを中心にしていたバンドが、「indoor」をきっかけに曲のジャンルを一気に変えて、正直驚いた部分もあったけれど、私は好きだなと思えた。メンバーのインタビューにも「最初は戸惑ったけど……」だとかいろいろ書いてあったりするのを見てきたけれど、その日のMCで

「今回の『Indoor Newtown Collective』をリリースしたのがきっかけで、昔のギターロックをあえてやらなかった時期もあったけど、こうして、今演奏して、昇華できるようになった。」(ニュアンス)

と、四方さんが話していて、そういう気持ちというか、その段階にたどり着けたことを知ることが出来てとても嬉しかった。

 

吉見さんも

「曲調が変わったりして、僕自身も皆さんも戸惑ったりしたと思うけど、変わらずサポートしてくれるスタッフさんや、届けたいと思える存在、人達がいたからこうして頑張れている」(ニュアンス)

と話してくれて、私は昔からライブに行けれるような状態じゃなかったから当時の現場の雰囲気だったりをあまり知らないけれど、昔から通っている人達は口を揃えて

「今日のライブは本当に良かった。」

と何度も言っていたくらい、本当に最高だったんだと思う。私はワンマンに行ったのが初めてだったこともあって、過去と比較できないけれど、昔からの人が言うなら間違いないよなと思って納得している。

 

あと、印象的だったのが「サラバ」をした後のMCだった。

「この曲を作った当時はそこまで深く考えて無かったんですけど、『サラバ』のサビが『青の最後、朽ちた時』から始まるんです。この歌詞のように青の最後が朽ちても、愛と夢を忘れないように消えない記憶として残っている、みたいな、今改めて考えても、同じ気持ちやなって思った(ニュアンス)

のように話していて、昔と今が変わったように感じても、昔から変わらない部分が残っていることを伝えてくれて、とても嬉しい気持ちになった。

 

彼らが上京するタイミングで、コロナが流行り始めて、本当にしんどい時期もあっただろうし、四方さんが「孤独を初めて体感した」と話していてその時の気持ちを「Alone」という曲に込められていると話してくれた。

改めて、本当に今回のフルアルバムは今までのYAJICO GIRLが全て詰まっているような気がする。

 

ライブが終わってから、何度も同じ曲の話をするくらい「サラバ」と「いえろう」は本当に衝撃的で嬉しくて、感動した。やっぱりYAJICO GIRLは私の青春だなと思ったし、YAJICO GIRLがいる限り、私の青春は続いていくなとワンマンを観に行って体感した。まだ青は朽ちてなかった。

 

本当に5人でバンドを続けてくれてよかった。止まってしまったら、今頃、想像できないくらい朽ち果ててると思う。誰かが抜けたりしても同じようになってると思う。誰一人欠けずに、ずっと5人で走り続けてくれて本当にありがとう。私の青春になってくれてありがとう。一曲一曲に思い出が詰まっていて、愛で溢れそう。

 

本当に YAJICO GIRL に出会えてよかった。

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