白黒で単純に割り切れやしないよ
人はいつだって
曖昧な生き物でしょう
「明日を信じてみませんか」なんて綺麗事を言われても、世界は無情で何も知らずに回り続ける。こうやって私が打ち込んでいる間にも、色んなことが起きている。今週はすごくしんどかった。精神的にきつかった。ダメージが大きすぎた。普段こんなに偏って勉強しないし、長時間硬いイスに座っていることもない。合格点まで届かない模擬問題を毎日毎日解きながら何が正解かも分からなくなるほどに追い込まれている中でも、誰かは合格ラインまで届いていて、私は置いていかれたまま。遅い者は置いていかれるのが世の中だ。誰も拾っちゃくれない。手を差し伸べてくれる人なんかいないと思った方がいい。
「指示待ち妖怪」なんて言われるゆとり世代の私達は怒られ慣れていない。怒られるとすぐシュンとなって、SNSに「今日上司に怒られたぴえん🥺やめたい😢」と呟くのだろう。自分が助けられる方が後で捨てられる事が怖くてあまり手を差し伸べてほしくないのが私の気持ちなんだけど、まあ誰も正解なんて分からない。正解なんて無いかもしれない。いつまでも締切に追われて、「期限」というものに取り憑かれて、オリンピックまであと何日、受験まであと何日、卒業するまであと何日、ワニが死ぬまであと何日、私が死ぬまであと、と人生は時間に縛られている。ずっと走り続ける車のようなものなのだ。人生にガードレールなんてなくて、手元が狂えば全てが終わる。不倫だの、あの夫婦は仲良しだの、ああだこうだ言ってるのも今のうちですぐに忘れて次の話題へ話題へいく。マタハラセクハラパワハラ、不条理のお通りだ。人はみんな新しいものが好きだ。ミーハー人類ばかりだ。その中でどうもがいて足掻いて、誰かより頭一つ抜けようとするなら、膝を曲げて強く飛び上がるしかないのだ。
君にしかない強みは何だ？この不条理だらけの世界を真っ直ぐ生きていけるモノはあるか？
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