2週間ほどしかなかった冬休みがもうすぐ終わる。課題に追い込まれているため、昼夜逆転生活を送りかけている。「もうすぐ冬休みが終わる」という喪失感と、検定の補習＆本番で日曜日が消えるという絶望感を今ちょうど感じていたところだ。たとえ1日何もしていなくても今日という日は勝手に終わっていくし、まだ何も分からない明日が勝手にやってくる。冬休み最後の夜食のラーメンを食べながら思わず溜息をついた。
初詣のおみくじは「凶」が出たからもう一度ひくと「大吉」に変わっていた。神様が「嘘嘘！凶とか嘘！ごめんやで！」と謝っているような気がしたので許す。大好きなバンドがいよいよ上京してしまうし、私自身も「いけいけどんどん！」と気合を入れたいところなのだが、どうにもこうにも。とにかく気力がゼロに等しいから周りでインフルエンザが大流行りしている流れでもらっておこうかと思ったが、インフルエンザになると変な幻覚幻聴に侵されてしまうので勘弁。でも、学校に行けば精神的に追い詰められて心臓が痛いし、今、こころの余裕が無いのだ。検定模擬問題を解いても解いてもギリギリラインの合格点、その度に自己嫌悪に陥って、つらくなる。聴いている音楽すらも嫌になる時がある。ベースも弾きたくない。でも、何かをしていないと落ち着かない、でも、手放したくなる。何かしたいのにしたくないのだ。訳の分からない状態をこの冬はふわふわと過ごしてしまった。
「1月は行く」とか言うなら、そのまま私を乗せて「逃げる2月」へと向かってほしい。
