さよならユニバース

日々をごちゃまぜリミックス

サブスクカルチャー

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先日、音楽をきっかけに知り合った友達と電話で熱い話をしたときに出てきた話題をここに残すことにした。

SpotifyApple Music、他にもいわゆる「サブスクリプション」がこの世の中に広まっている。それによって「あのバンド好きだけどこの曲しか聴かないんだよね〜、」という言葉が飛び交う。その結果「"このバンド"が好き」と言い切ることが難しくなっているような気がするのだ。

「サブスク」というまあ四次元ポケットのようなものが出来上がって デバイスをちょちょちょいするだけで何万もの曲を聴き漁れるのだ。そこで円盤を買うアーティスト以外の音楽をじゃんじゃん聴いて知らない間に「あのバンドのこの曲」がいっぱい入ったプレイリストが出来上がる。それによって自分が本当に好きなバンドを見失いつつある。これを私は"サブスクカルチャーショック"とでも呼ぼうかな。

サブスクの文化が悪いとは言わないし、すごく便利でよりたくさんの音楽に触れ合えるようになった気がする。有名アーティストが次々に「サブスク全曲解禁」をするたびにいろんな人が喜んでいる。しかし従来の円盤の良さ、自分の手元に"音楽"という形がある良さを忘れたくない。CDが売れない世の中は少しかわいそうで、でもどこか時代の流れを感じて、いつの日か家の近くのCD屋さんが無くなったりしたら 今度は家から円盤がどんどん無くなって 友達の家に行くとたくさん並んでいたのにCDラックごと無くなっていたり、そして最後には世界から円盤がなくなる。

そんなことがあって良いのだろうか?これを読んでくれているあなたは音楽がいつまでも形として残ることに賛成だろうか?それとも、もういらない"もの"なのだろうか?

 

 

これからの"音楽"の形がどうなるのか

見えない文化に今からワクワクしている