寝れない夜のお供はYAJICOGIRL。今日はつらくて学校を休んだ分、馬鹿みたいに寝てたから寝れなくて困っている。部屋の窓から街のあかりが見えてなんだか切ない。ゆらゆら燃えているみたいに見える。
YAJICOGIRLの「汽水域」はトレーラーで聴いた時からすごく気になっていた曲。初めてフルで聴いた時、耳の奥が沈み、溶けていくような感覚を覚えた。「境界の線は思っていたより深くて」というフレーズにいつも考えさせられる。いつも一緒にいるメンバー、移動教室をする友達、隣の席の男の子、担任の先生、両親、幼なじみ、どこにも"見えない線"があって、越えてもいいのか越えてはいけないのか、そこで彷徨ってこのままでは私は何かを＿＿＿＿
そんなことを夜に考え またゆっくり朝を待って ふとした瞬間に思いだし またゆっくり夜を待つ
「未来」が入ったバンド名を持った私達だけど 誰もみんな未来なんてものは見えない。当たり前の話。「未来」のことは「未来」しか知らない。ゆっくり待とうではないか。「汽水域」はわたしの焦りにそっとブレーキをかけてくれる。夜は深い。
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